受付
・来院されましたら、まず待合室で初診者申告書(問診表)をご記入いただきます。
・主な症状はもちろん、過去の病歴やケガに対するチェック欄がございます。思い出せる範囲で結構ですので、チェックをお願いします。(実は過去のケガが原因で今の症状につながっていたり、思いもよらない事が原因になっている場合が多くあります。)
・ご記入いただけましたら、2本の体温計をお渡しし、左右同時に腋の下で体温を測っていただきます。これはお身体が冷えていると、治りが悪くなる・免疫力が低下するという事実をお医者様がおっしゃられている為です。(体温の測定に5分かかりますので、申告書の記入の時間もありますので、初回はご予約時間の10分前ぐらいにはお越しいただけますよう、お願いします。)
カウンセリングと事前説明
・ご記入いただいた問診表を基に、詳しく症状やお身体の状態について、お伺いしていきます。
精神科疾患や婦人科疾患、お薬の事などお話しにくい事もあると思いますが、お身体の為ですので、詳しくお話いただけますよう、よろしくお願いします。
・当院でどのように施術していくのか?お身体に無理なく症状が改善していけるように施術計画についてお話をさせていただきます。
・患者様が納得いただけましたら、検査・施術へと入っていきます。
(わからない時は、お気軽に質問して下さい。)
各種検査
・カイロプラクティック検査、ゆがみや痛みの確認など、患者様ご自身にもわかるようにチェックしていきます。
他にも、病院で使用される、整形外科学検査や神経学的検査も行ってまいります。
【ゆがみの検査 】
・当院では、鏡の前に足型が書いてあり、その真ん中にヒモを垂らしていきます。これが身体の真ん中の線になります。この線に対して、身体がズレていないかどうか、左右の肩の高さや耳の高さの違いなど、細部までゆがみのチェックをし、確認していただきます。
・院長「ヒモが体の真ん中より左にあるって事は、体が右に傾いてるって事ですよ!」
・患者「え~!!?こんなにゆがんでるの??でも、そういえば写真撮ると、いつも右の肩が下がってるんですよ!!」
腰の検査(腰の症状がある方)
・腰の動きや動かしてみての痛みを検査します。
これにより、筋肉・骨(関節)・椎間板(軟骨)など、何が原因で痛くなっているのか?をチェックしていきます。
・他にも何か病変(骨折など)の可能性がないか?
もチェックしていきます。
首・肩の検査(首や肩に症状のある方)
・首と肩の動きを検査していきます。
院長「両方同じくらいの肩こりを言われていますけど、こうやって検査してみると、右の肩の筋肉の引っ張り感の方が強く感じられているみたいですね。」
患者「あっ!本当ですね~。今まで全然気づいてなかったです。」
首のゆがみの検査(どのような症状の方でも全員に行います。)
例えば、首の骨が左にねじれてゆがんでいる人は、顔を左に向けると首のゆがみが、よりきつくなってしまう為、神経を圧迫してしまい、脳から「力を入れなさい」という命令が伝わりにくくなってしまいます。
右を向くと、神経の流れが良くなり、力が入ります。 | 左を向くと、神経の流れが悪くなり、力が入りません! |
この反射を使って、ねじれだけでなく、頭の傾き、前後のゆがみをチェックしていきます。
※首の動きの検査で、右が向きにくくても、左に向く方が力が入らなくなるという場合が多くあります。「ゆがみ」と「動き」は必ずしも一致しない為、当院ではそれぞれ別々に検査を行っています。
大腰筋の検査と調整
大腰筋は、腰の骨や椎間板から股関節にひっついている筋肉で、歩く時のように足を上げる時、立っている時の姿勢の保持に使われます。
この筋肉が硬くなると、腰の骨や椎間板をゆがませる為、腰痛やヘルニアなどの原因になります。
僧帽筋ライン
肩の筋肉を7等分したのと、背骨とは繋がっており、また各背骨からは内臓に神経を送っています。(右図)
この検査によって、内臓からの施術かゆがみのみの施術かを決定していきます。
うつぶせでの検査
ただし、症状によっては、仰向けでの検査と施術になります。
左右の足の長さの違いをチェックします。 | 腰の関節、椎間板の部分を押して、痛みがないかチェックします。 |
左右どちらか向きにくい方はないかチェックします。 | どちらか曲げにくくないか、曲げた時に腰や膝に痛みがないかチェックします。 |
1.骨盤の調整 【施術】
三角形の特殊ブロックを骨盤の下にはさみ、患者さんご自身の体重と呼吸を利用し、ゆるやかに体全体のゆがみと筋肉を調整していきます。
ブロックの深さと角度を微妙に変える事により、
・左右の足の長さの違い
・腰を押した時の痛み
・首の向きにくさ
・膝の曲げにくさ
これら全てを解消させる、患者さんのベストな姿勢を速やかに、そして的確に見つける事ができます。
2.超音波
手では届かない深部へ微振動を送り込み、体の芯からほぐされ、治療効果を長持ちさせてくれます。
また、血液やリンパ液の流れを良くするので、美容にとても良いと言われています。
※当院では、自律神経の通る背骨の両側を念入りに行います。
3.首のゆがみの調整(ソフト脳幹調整法)
免疫力や自然治癒力を調整している所が頭の骨と首の上部の骨(頚椎1番と2番)の中に入っていて、そこを「脳幹」と呼びます。
この部分がゆがむと、まるで蛇口が閉まったような状態になり、自然治癒力が低下します。この部分のゆがみを調整する事で、自然治癒力を100%スムーズに体の悪い所へ伝える事ができます。
※ゆがみが調整されると、力が入らなくなった方を向いても、しっかりと入るようになります。(神経の流れが良くなり、しっかり命令が届いている証拠です。)
再検査
腰や肩の動きや痛みが取れているかどうかをチェックしていきます。
※まだ残るしつこい関節の硬さや筋肉のコリに対して、施術を加えていきます。
ゆがみの再検査
再度、鏡の前でゆがみのチェックをします。
足型に合わせて立っていただく為、施術前との違いを、はっきり確認していただけます。
説明とアドバイス
施術の事や、なぜそこが痛くなったのか?の説明とご自宅で気を付けていただきたい事(姿勢や体操、食事など)についてアドバイスしていきます。
ゆがみ以外の原因について
【内臓の調整(東洋医学的施術)】
内臓に疲れが溜まってくると、働きが悪くなり、それに対した体のゆがみが出てきます。
ツボを使ったり、内臓を正常な位置に戻す事で、働きが改善し、ゆがみも改善していきます。
他にも、血液の流れの改善や代謝を上げる事なども、ツボを使って施術していきます。