施術方法 頭部(脳幹)調整~神経学的アプローチ
脳幹波動療法(のうかんはどうりょうほう)とは、後頭骨・頚椎(けいつい)の自然な矯正(きょうせい)治療のことを言います。
何か病気を患っている方のほとんどは頭蓋骨、頭を支える第1、第2頚椎がゆがんでいます。そのため、内部にはまり込んでいる脳幹が圧迫され、まるでガスの元栓が締まっているような状態になって、脳幹の指令が全身に伝達されなくなっています。
そこで脳幹波動療法では、患者さんに横になってもらい高さの調節できる枕を使い、頚部の位置を微妙に調節しながら、第1、第2頚椎がゆがみなく内側が広くなるように自然な矯正をおこないます。 この時すでに脳幹の働きが活発になるので、人によってはすぐに変化を体感できます。
脳幹波動療法を受けると、第2頚椎から下の背骨のズレも整ってきます。なぜなら脳幹の働きが正常になることで、筋肉や腱の緊張具合が脳幹に伝わり、今度は関節 の正しい位置、筋肉の正しい力の入り具合が指示されて自らの力で背骨も元の位置へ戻るのです。脳幹は体内のあらゆる部位が本来あるべき姿を記憶していま す。それがズレていれば「肩の位置が前にズレている」というような情報が脳幹に伝わり、それを治せという指令が届けられるわけです。
治療によって、体のゆがみをとり、脳幹の働きが正常になると、交感神経と副交感神経のバランスが調整され、内臓の働きを高め、血液の流れがよくなります。
お子さんからお年寄り、妊婦さんまで安心してうけていただけます。
自然治癒力を最大限に発揮して健康な体を取り戻していだたきます!
施術の実際
診 断
1.立った状態の姿勢を観察します。
頭部・首の傾き・肩の傾き、身体の重心のズレを観察。生まれ持ったゆがみを一瞬で見抜きます。
2.あおむけに寝ていただき、手足のバランス・両足の長短・関節の状態などを調べます。
3.首の後ろをかるく触診して、頚椎の歪みの方向を確認します。(第一頚椎、第二頚椎の歪みの状態) 身体の歪みをチェック 左右の足の長短
再チェック
姿勢の観察、手足のバランス、足の長短、頚椎の状態など。短時間の間に、骨が移動した事で、生命力全開になっています。その最高の状態を安定させる為、術後一定時間休息をとって頂きます。体中に生命エネルギーが行き渡り、みなさん元気ハツラツ笑顔で治療院をあとにします。
脳幹波動療法
原因療法と対症療法
原因療法と対症療法 病気の治療には、原因を治す根本療法(原因療法)と症状を軽くする対症療法があります。どちらも病気を治すという目的では一致していますが、考え方は大きく違っています。
対症療法では病気の原因を「悪」ととらえ、取り除くものと考えますが、原因療法では心身のバランスが崩れた状態ととらえ、それを正せば病気も治るという考えに立っています。
身体を一種の精密機械と考え、病気は部品(臓器や組織)が故障(異常や変調)した時に修理したり、交換したりして元に戻す、というのが対症療法(大まかに西洋医学の考え方)なら、身体は一つの小宇宙で、病気は全身のバランス(身体と心のバランス)に乱れがあった時に自然治癒力や免疫力が低下して起こると考えるのが原因療法(東洋医学の考え方)です。
たとえば、対症療法では、頭が痛くなったとき、頭痛薬を飲んだりします。これは痛みを鎮痛剤で和らげる治療です。この薬では根本的な痛みの原因は治らないので、痛みを和らげる効果がなくなればまた痛んできます。対症療法に頼ると、最悪の場合、原因となっている病気をみのがして治療が手おくれになることもあります。
病気によって起こる症状は『原因』ではなく『結果』です
現代医学は、治療が専門化しています。 肩こり・頭痛・耳鳴り・腰痛・膝痛・生理痛・アトピー性皮膚炎・鼻炎・気管支炎・喘息・しびれ不眠・慢性疲労・糖尿病・高血圧・神経痛・ヘルニア・むち打ち症・更年期障害・不妊症・リウマチ・ガン・メンタル系・腎炎・肝炎・胃炎・膠原病・各種難病など、一人の人がいくつもの病気を持っている場合は、いくつもの病院をまわって、別々の医師からバラバラな治療を受けているのが現状ではないでしょうか。 『脳幹波動療法』は常に目標が一定しています。 病名や症状は結果です。 その奥にある原因、つまり、生命エネルギー<自然治癒力>の流れの停滞を解消しなければ、「真の健康」とはいえません。
※『脳幹波動療法』を取り入れガン等の難病と戦う脳神経外科医 沼田光生先生の著書です。